@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00006363, author = {長嶺, 藍加}, issue = {1}, journal = {宮崎大学教職大学院年報}, month = {Jun}, note = {本研究の目的は、PCK の視点から筆者自身の音楽科授業中の教授行動や、それに至るまでの思考過程の特徴や課題を明らかにし、経験の浅い音楽教師の授業中の意思決定に関する課題解決を目指すことである。PCK(Pedagogical Content Knowledge)とは、学習内容と教授学を一体化させた教師に特有の力量のことであり、教授学的推論のプロセスを積み重ねることで培われる (Shulman 1987)。研究の対象は、筆者の教育実習における音楽科授業である。授業実践を録画した映像を見ながら、活発に思考をしていると意識していた場面及び、無意識な指導をしていることに気付いた場面で一時停止し、その場面での思考について語る「再生刺激法」の手法を取った。その発話データを文字化し、KJ 法で具体的な課題場面をいくつかのカテゴリ―に分類し、さらに教授学的推論のプロセスの観点に沿って整理した。その結果、PCK の視点で意思決定に関する課題を明確にし、意識して授業実践することは、課題解決に有効であることが明らかとなった。}, pages = {1--10}, title = {教育実習生の音楽科授業中の意思決定に関する研究 -PCKを視点として-}, year = {2021} }