@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00006150, author = {Shinohara, Hisae and 篠原, 久枝}, journal = {宮崎大学教育学部紀要, Memoirs of the Faculty of Education, Miyazaki University.}, month = {Aug}, note = {幼児期における食育のあり方を探る一方策として,幼児をもつ保護者と将来学校での食育を担う教育学部生を対象に,箸の持ち方や箸のマナーに関する意識や実態についての質問紙調査を行った。幼児の食具の使用開始時期は,スプーンは1~2歳,矯正箸は2~3歳,箸は3~4歳が多く見られた。日常使用する食具は,年少児の約5割,年中児の約7割,年長児の約9割が「箸」であり,家庭において主に母親が箸の指導を行っていた。箸の使用を開始した契機は家族や友達が使用しているのを見て箸に興味を持ったが最も多かった。箸を正しい持ち方で上手に使えている幼児は約6割,「伝統型」の箸の持ち方と回答した保護者は約9割,大学生は約8割であった。保護者は子に就学前に正しい持ち方ができることを望んでいた。箸使いのマナーの一つである「嫌い箸」については,保護者も大学生も家庭で指導を受けていた割合が高く,保護者は自身が指導を受けた嫌い箸を幼児に指導していた。大学生は,将来教員として嫌い箸や食事マナーを指導したいという意欲が高いことが窺えた。今後は箸使いについての動的な観察・解析や食生活との関連との解析の他,食文化の継承のためには,幼児のみならず,幼児の食育に携わる方に対しての嫌い箸も含めた食事マナーや箸食文化についての食育も必要であろう。}, pages = {165--178}, title = {幼児期の食育に関する一考察 -箸の作法を中心に-}, volume = {95}, year = {2020}, yomi = {シノハラ, ヒサエ} }