@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00005535, author = {丹生, 晃隆 and Tansho, Terutaka}, journal = {宮崎大学地域資源創成学部紀要, Journal of the Factulty of Regional Innovation, Miyazaki University.}, month = {Mar}, note = {創業間もない企業の支援を目的としたビジネスインキュベーション施設が世界各国に設置されている。日本においても、1990 年代後半以降に数多く設置され、現在、200 箇所以上の施設が稼働している。公的なインキュベーション施設は、雇用の創出や地域経済の活性化という公共目的のために設置されているが、これらの施設における支援活動と成果の検証はほとんど行われてこなかった。 本研究では、2011 年にインキュベーション施設の運営機関と入居企業を対象として実施した調査データをもとに、支援活動と実際の成果との関連性を分析する。成果指標として、企業活動に対するインキュベーション施設による貢献度の認識(入居企業による自己評価)に着目した。入居企業の満足度と支援従事者のやりがいやモティベーション要因との関係性に焦点を当てた分析から、満足度のうちのソフト支援や賃貸料、モティベーション要因のうち、運営や処遇に関わる組織面、支援従事者の起業や新事業経験の有無が、入居企業による貢献度認識にプラスに作用していることが明らかになった。 本研究による支援活動に関する含意として、インキュベーション施設におけるソフト支援のより一層の充実、支援従事者の雇用形態や活動体制の整備を含めた組織的な配慮の必要性、起業や新事業経験者のノウハウのさらなる活用の3点を提示した。}, pages = {19--30}, title = {ビジネスインキュベーション施設における支援活動と成果に関する探索的研究 -入居企業の満足度と支援従事者のモティベーション要因を中心に-}, volume = {1}, year = {2018}, yomi = {タンショウ, テルタカ} }