@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00004881, author = {原田, 宏 and Harada, Hiroshi and 薬師寺, 智之 and Yakushiji, Tomoyuki and 児玉, 一宏 and 松川, 昭義 and 薬師寺, 智之 and Yakushiji, Tomoyuki and Kodama, Kazuhiro and Matsukawa, Akiyoshi}, journal = {肉用牛研究会報, Reprited from Bulletin of Beef Cattle Science}, month = {Jul}, note = {日本あか牛登録協会では,1990年度より雌牛の基本登録時に超音波測定を導入しており, さらに,1993年度に登録規定を大幅に見直し,枝肉形質推定値の優れた雌牛に対しては登録点数に加味するなどの具体的な改訂を行った。このことが雌牛の枝肉形質推定値に対してどのような影響を及ぼしているか,とくに登録規定改正前後の枝肉形質に関する地域的特徴について検討した。 種雄牛の効果はすべての枝肉形質に対してl%水準で有意性が認められ,遺伝率推定値は皮下脂肪厚と脂肪交雑で,それぞれ0.142および0.109と他の形質に比較して高かった。表型相関は脂肪交雑を除く各形質間で0.434以上と比較的高かった。また,脂肪交雑はロース芯面積との間で0.354であった。一方,遺伝相関については,脂肪交雑と皮下および筋間脂肪厚との間でそれぞれ0,2以下の値であったが,他の形質間ではいずれも0.4以上であり,とくに,ロース芯面積と脂肪交雑との間で0.721と高かった。 登録雌牛の枝肉形質推定値枝肉形質に及ぼす測定年次および測定季節の効果はすべての形質に対して有意(P<0.01)な影響を及ぼすことが認められた。 登録規定改正に伴う熊本の登録雌牛の枝肉形質の変化はいずれの地域においても有意(P<0.01)に認められ,一部の地域を除けば全体として向上していることが認められた。規定改正後の測定結果のみであった秋田の登録雌牛は皮下脂肪厚を除いて,いずれの形質も全平均より高い値であり,発育の進んだ個体が多いことが推察された。これに対し,北海道の登録雌牛はいずれの形質も全平均を下回っていた。一方,長崎の登録雌牛はロース芯面積で若干低かったことを除けばほぼ全平均と同様であった。}, pages = {31--40}, title = {登録規定改正による褐毛和種繁殖雌牛の産肉形質の変化にみられる地域的特徴}, volume = {59}, year = {1995}, yomi = {ハラダ, ヒロシ and ヤクシジ, トモユキ and コダマ, カズヒロ and マツカワ, アキヨシ and ヤクシジ, トモユキ} }