@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00004871, author = {保田, 昌秀}, month = {2020-06-21}, note = {本研究ではネピアグラス (Pennisetum purpureum Schumach) からの効率的なェタノール生産について研究を行なった。一般に、リグノセルロース系エタノール生産 (第二世代バイオエタノール) は、主に前処理、セルロース糖化 (SA) ヘキソース発酵 (HF) 、およびペントース発酵 (PF) の4つのプロセスからからなっている。多くの第二世代バイオエタノールの生産の研究は、これらのプロセスを様々に組み合わせることによって行われている。本研究では、ネピアグラスの低コストかつ低エネルギーの前処理法の開発を目指して、アンモニアガスを用いる改良型LMAA法を開発した。また、 SA と HF を同時に行う並行複発酵 (SSF) および SSF で残存するキシロースを遺伝子組換え大腸菌 KO11 によりPFを行なう二段階プロセス (SSF→PF) を行った結果、 LMAA 前処理ネピアグラス (100g) の SSF プロセスで17.4g、PF で6.7g、全体で24.1gのエタノールが生成した。前処理ネピアグラスの完全糖化で理論的に得られるキシロース (214mg/g) とグルコース (397mg/g) を基準とする総エタノール収率は68.9%になった。さらに、反応プロセスの簡略化のために SA 、 HF 及び PF を同時に行う同時糖化共発酵 (SSCF) の一段階プロセスを検討した。前処理を行ったネピアグラス (3.0g) から777mgのエタノールが生成し、エタノール収率は74.1%に到達した。これは、今までに報告のあったネピアグラスからのエタノール生産の中で最高収率となっている。}, title = {アンモニアガス前処理 (LMAA) および同時糖化共発酵 (SSCF) プロセスによるネピアグラスからのバイオエタノール合成}, year = {}, yomi = {ヤスダ, マサヒデ} }