@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00004788, author = {細川, 吉晴 and Hosokawa, Yoshiharu and 庄子, 一成 and Shoji, Kazunari and 庄子, 一成 and Shoji, Kazunari}, journal = {沖縄畜産}, month = {Sep}, note = {台湾最南端の墾丁牧場は,乾期になると牧草などの枯れた状態が長く続くが,リゾート地に隣接するため牧場景観を改善する必要がある。大圓(円)山の西側の傾斜放牧地に植栽等を計画する形で各種の修景画像を用いて選好評価をアンケート調査によって行い,傾斜放牧地に植戟する方法を検討した。その結果は以下のように要約される。 1) 墾丁地区への来訪経験割合が94%で多くの被験者が訪れている。墾丁地区が台湾最南端にあり海岸や森林公園,奇岩を有するため観光名所となっている。その中に存在する墾丁牧場は,景観的にも注目される位置にあり,牧場景観の改善に努める必要がある。 2) 季節変化別の画像では夏の新緑の草地景観が好まれ,秋や冬の枯れた草地景観を支持する割合は少なかった。植栽被植率別では,被植率85.9%と6.6%の画像が高く選好されたが,前者は植栽の面積が広いためであり,後者は植栽部の濃い色とその周辺の広い薄緑草地がコントラストよく美観を呈しているためであった。また,植栽配置を違えた景観では,広くて自然植栽をイメージする画像が高く選好され,次に人工的なイメージの強い画像も選好された。 3)注視点は画像全体をマークする回答が多く,景観構成要素を把握できなかった。これは,傾斜放牧地が遠景画像であるので,注視点は小さなものになるわけではなかったからである。 4)傾斜放牧地に配置すべき植栽方法として,等高線に平行に植栽する方法などを提案した。それをもとに、実際に植栽されたことにより,傾斜放牧地の景観は顕著に改善された。}, pages = {41--48}, title = {亜熱帯における牧場と草地の景観研究. 7. 台湾最南端の墾丁牧場における傾斜放牧地の植栽による景観改善}, volume = {49}, year = {2014}, yomi = {ホソカワ, ヨシハル and ショウジ, カズナリ and ショウジ, カズナリ} }