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アイテム
亜熱帯における牧場と草地の景観研究. 5. 台湾最南端の墾丁牧場における樹木植栽配置が牧場景観評価に及ぼす影響
http://hdl.handle.net/10458/5636
http://hdl.handle.net/10458/563628a5ae66-fb1e-4f33-b415-65a2bc02ea54
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2020-06-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 亜熱帯における牧場と草地の景観研究. 5. 台湾最南端の墾丁牧場における樹木植栽配置が牧場景観評価に及ぼす影響 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Landscape studies on the subtropical farm and grassland | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ | journal article | |||||
著者 |
細川, 吉晴
× 細川, 吉晴× 庄子, 一成× Shoji, Kazunari |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 乾季になると草地などが枯れた状態が半年以上となる台湾最南端の墾丁牧場の牧場景観を改善するため, 墾丁牧場内の傾斜放牧地や山羊舎前の景観を改善するために,常緑な樹木による植栽配置を施した修景写真を用いてアンケート調査を行った。その結果は以下のように要約される。 1.被験者の属性については,性別ではほぼ均等に回収できたが,年齢別では20代が,職業別では学生と公務員が,居住地別では台北周辺が多かった。これは,調査地が大学や試験所が多かったことによるものである。また,墾丁地区への来訪経験では役9割と多くの被験者が訪れていて,墾丁地区は台湾でも代表的な観光名所であることから,そばにある墾丁牧場では枯れたまま長く放置される草地などの景観改善が必要である。 2.第1位選好割合による景観評価については,傾斜放牧地では道路沿いと尾根に樹木植栽した景観の評価が最も高く,道路沿いだけを植栽した景観の評価が最も低かった。山羊舎前でも樹木植栽した景観の評価が高く,現況の景観は極端に評価が低かった。被験者の多くは,傾斜放牧地と山羊舎前の両方において,現況のままであるよりも,樹木植栽した景観を高く評価したことから,適切に樹木配置して景観改善を図る必要がある。 また,主成分分析による景観評価の傾向として,傾斜放牧地の景観では,第1主成分は「樹木植栽方法の面的-灘的」を,第2主成分は「樹木植栽の量における少ない-多い」を示し,全体的にみて,第1主成分の樹木植栽方法では「線的」側,第2主成分の樹木植栽の量では「少ない」側にひかれている被験者が多かった。一方,山羊舎前の場合,第1主成分は「樹木の形態における独立的-連続的」を,第2虫戎分は「植栽の量における多い--少ない」を示し,全体的にみて,第1主成分の樹木形態で「独立的」側,第2主成分の樹木植栽の量で「多い」側にひかれている被験者が多かった。 3.選好評価に影響を及ぼす要因として,景観構成要素間の色度や色差を分析したが明確でなかった。注視点割合から被験者が集中している景観構成要素が明らかとなり,樹木数や面積削合よりも,配置方法の影響が大きいと推察された。 |
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言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : 沖縄畜産 巻 47, p. 1-12, 発行日 2012-10 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 沖縄畜産研究会 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10165842 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR |