@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00003848, author = {里岡, 亜紀 and Satooka, Aki and Nakayama, Hayashi and 中山, 迅 and 里岡, 亜紀 and Satooka, Aki}, journal = {宮崎大学教育学部附属教育実践研究指導センター紀要, Journal of the Center for Educational Research and Practices}, month = {Mar}, note = {レイコフとジョンソンは,「われわれの通常の概念体系は,その大部分がメタファーによって構造を与えられる」と指摘している。本研究の中心的なねらいは,このことが熱概念に当てはまるのかどうか実証的に検討することである。そのために,熱がどのような比喩によって説明され,さらにその比喩が相互にどう連結して熱概念の構造を与えるのかを明らかにしようとした。そして,大学生を対象とする調査を計画・実施した。 調査の結果として,大学生は熱概念の説明において,「心」「恋」「空気」「音」「電気」「太陽」といった言葉を「統合」「並列」「連鎖」などの方法で連結することが分かった。このことから,大学生の「熱」概念には比喩的構造があることが示唆された。 さらに,数量化理論第III類を用いて分析を行ったところ,「空気」と「電気」,そして「恋」と「心」が,グループを形成することが分かった。このことから,大学生は,「恋」や「心」と,「電気」や「空気」を異なった比喩としてとらえていることが示唆された。}, pages = {1--11}, title = {大学生の熱概念に関する研究 : 複数の比喩を用いた調査を通して}, volume = {4}, year = {1997}, yomi = {サトオカ, アキ and ナカヤマ, ハヤシ and サトオカ, アキ} }