@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002109, author = {Miyatake, Munetoshi and 宮武, 宗利}, month = {2020-06-21}, note = {微生物を用いた環境保全を目的として、以下の2つのテーマについて検討した。 1. ヒ素汚染防除 バングラデッシュの4カ所の汚染土壌中より微生物を分離し、その生菌数を計測した結果、いずれの試料も生菌数は約10 6 cells/g wet soil であった。その中で、コロニーの色や表面状態が明らかに異なる11菌株について、ヒ素耐性能及び除去能を検討した。その結果、ヒ素濃度が0.1ppmの培地中で11株中3株の培養上清中のヒ素濃度に減少が見られた。その他、集積培養により50ppmの高ヒ素濃度でも増殖する6菌株を分離し、ヒ素耐性及びヒ素除去能などについて検討した。その結果、ヒ素濃度が1ppmの培地中でどの菌株も良好に増殖したが、ヒ素除去能を示さなかったものもあった。これらことから、試料土壌中に高濃度のヒ素に対する耐性を有する菌株は比較的多く存在すると考えられた。 2.澱粉粕の有効利用 食品産業廃棄物である澱粉粕を炭素源として、本研究室保存株での有用な酵素の生産の検討を行った。 Aureobasidium 属菌では、グルコーストランスフェラーゼ活性とβ-フラクトフラノシダーゼ活性、セルラーゼ活性が高く、機能性食品として注目されている各種オリゴ糖の生成に有用な酵素の生産が、澱粉粕を用いてもできることが分かった。}, title = {微生物を用いた環境保全}, year = {}, yomi = {ミヤタケ, ムネトシ} }