@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002105, author = {水光, 正仁}, month = {2020-06-21}, note = {ソバ焼酎、麦焼酎,米焼酎をporapak Q 樹脂で濃術後, Gas Chromatography - Olfactometry(GC-O), Aroma Extract Dilution Analysis(AEDA)法, Gas Chromatography / Mass Spectrometry(GC/MS)で分析を行った.揮発性成分は,それぞれの焼酎で約80種類同定し,その中で新規の揮発性成分はソバ焼酎で20種類,米焼酎で14種類,麦焼酎で17種類であった.香気寄与成分はソバ焼酎で23種類,米焼酎で21種類,麦焼酎で23種類であった.AEDA 法でソバ焼酎の多くの香気寄与成分が米焼酎,麦焼酎より高いFD 値を示していることも明らかとなった.また,GC-O の結果より, ethyl caprylate のピークがソバ焼酎の特徴香の一つであることを確認した.しかし, ethyl caprylate のピークは米焼酎、麦焼酎ともに含まれているが,含有量もソバ焼酎より多く, 匂いの質, 閾値が明らかに異なっていた.そこで,pH による分別抽出法を試みた結果,塩基性画分の ethyl caprylate のリテンションタイム付近にソバ焼酎の特徴香を確認した(中性画分では ethyl caprylate を同定,定量し,匂いの質も確認).しかし,定性可能なほどのピーク面積を確認できなかったことから,非常に閾値の低い香気成分であることが示唆された.また,芋焼酎以外で初めて ethyl cinnamate が確認された. ethyl cinnamate は含有量が少なくFD 値が高いことから,ソバ焼酎に重要な香気寄与成分の1つであることが推測された.}, title = {ソバ焼酎の特徴香及び穀類本格焼酎の揮発性成分の網羅的開発}, year = {}, yomi = {スイコウ, マサヒト} }