@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002093, author = {髙木, 正博 and Takagi, Masahiro and 高木, 正博}, month = {2020-06-21}, note = {田野演習林における雨水と渓流水の溶存成分 -平水流量時の成分濃度- -降雨時における山地渓流水中の成分濃度変動- 雨水と平水時の渓流水を本学の演習林内で1996年11月から約4年間、また、1降雨時の渓流水を2000年9月8日から12日まで1,2時間おきに採取し、分析した。測定項目はpH、EC、Na+、NH4+、K+、Mg2+、Ca2+、Cl-、NO3-、SO42-である。その結果、(1)雨水のpH平均値4.76が渓流に流出すると、7.00以上になり酸性が緩和された。(2)渓流水のNH 4+、NO 3-濃度は雨水よりかなり低く、水質浄化作用がみられ、渓流水のMg2+、Ca2+の濃度は雨水より高かく、ミネラル類が付加された。(3)渓流水のMg2+、Ca2+、SO42-などの濃度は降水量の少ない冬に高くなった。(4)降雨の降り始めの渓流水の多くのイオン濃度は高くなった。(5)降雨により流量が増えると、渓流水のNO 3-濃度は低下せず、Mg2+、Ca2+、Cl-は逆に低下し、降雨中の渓流水の溶存イオンの濃度はイオンによって異なることが認められた。}, title = {田野演習林における雨水と渓流水の溶存成分 : 降水時における山地渓流水中の成分濃度変動}, year = {}, yomi = {タカギ, マサヒロ} }