@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002091, author = {髙木, 正博 and Takagi, Masahiro and 高木, 正博}, month = {2020-06-21}, note = {森林のもつ持つ社会的公益機能のうち,水質浄化機能を広葉樹林と針葉樹人工林とで比較した。宮崎大学農学部附属演習林内のそれぞれ7つずつの広葉樹林と針葉樹林を対象に測定を夏と冬の2回行った。その結果,アンモニウムイオンと硝酸イオンはともに夏でも冬でも広葉樹林の方が濃度が高かったが,リン酸イオンと溶存鉄の濃度は違いが認められなかった。また土壌表面に堆積する落葉を通過する水のアンモニウムイオン濃度も広葉樹林の方が高かった。したがって,かならずしも広葉樹林の方が水質浄化機能が優れているとはいえなかった。ただし広葉樹林は古い林が多く,林が古くなればアンモニウムなどの栄養分の流出量は多くなると考えられる。したがって,今回広葉樹林でアンモニウムイオン濃度が高かった理由は,広葉樹林そのものに原因があるのではなくて,林の古さが関係しているのかもしれない。}, title = {森林土壌の持つ水質浄化機能}, year = {}, yomi = {タカギ, マサヒロ} }