@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002089, author = {長谷川, 信美}, month = {2020-06-21}, note = {本研究の目的は、幼齢造林地での牛の放牧が生態系に与える影響を、窒素を指標として明らかにすることである。バイトカウントによる採食割合はススキが最も多く57.5%で、上位10種で総バイトカウントの87%を占め、採食植物種数は103種だった。牛の摂取窒素の体蓄積は28.5%で、71.5%が環境に戻った。採食地点はほぼ全域にわたったが、排糞・排尿地点は偏りがあった。糞の1日当たり乾物消失率は0.2%、窒素消失率は0.12%で非常に遅かった。渓流水の硝酸イオン濃度は97年と比較し98年9月に増加を示したが、気候の影響と考えられた。排糞行動が多く記録された中間の道で採取した土壌よりも、排糞行動があまり記録されていないが腐食の多い土壌の方が全窒素濃度、硝酸態窒素濃度のどちらも高く、牛の排糞の影響は見られなかった。3年間でススキの緑葉乾物現存量は699kg/haから40kg/haに減少し、牛の幼齢造林地への放牧は下草刈り効果が大きいことが示された。}, title = {牛の幼齢造林地放牧における窒素の動態}, year = {}, yomi = {ハセガワ, ノブミ} }