@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002079, author = {西脇, 亜也}, month = {2020-06-21}, note = {草原は森が破壊されてできた価値の低い自然であると思われている。しかし、20~30年前には、草原は農業や人の暮らしにとって生命線であり極めて価値が高かった。日本は森林国であって、草原は森林の破壊によって生じる二次的な植生であり、局地的かつ一時的な存在であると思われているが、実際には、広大な草原が数千年以上も維持され、日本の草原特有の生物群集が形成されてきた。日本は有史以前から草原国としての性格も持ち合わせていたのだ。今では、農業の変貌とともに草原が急激に減少し、草原に生息する多くの生物も危機的な状況にある。古代から続いてきた草原の保全は、日本古来の自然と文化を守ることであり、『農業』の復興でもある。}, title = {森林と草原の植生史 : 里山を考える}, year = {}, yomi = {ニシワキ, アヤ} }