@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002074, author = {水光, 正仁}, month = {2020-06-21}, note = {森の生物資源であるシイタケ(Lentinus edodes)は,食糧資源として,また食文化の面からも日本の伝統的食品として重要となっている.シイタケの種菌を植え付けた原木(ほだ木)の伏せ込み地にドクダミ(Houttunia cordata)が生育していると,シイタケ子実体の発育が抑制されるという報告がある.これは,ドクダミがシイタケ菌に対して何らかのアレルパジーを及ぼしているものと考えられる.我々は,既にドクダミの揮発性成分の中に抗菌活性物質3-oxododecanalの存在を証明した.そこで今回は,3-oxododecanalの近縁化合物が,シイタケ菌糸生育阻害活性にどのように関与するか検討を行った.今回は炭素数9,10,ll,12,14そして16のアルデヒドとケトンを持つ誘導体を合成し,抗菌活性を検討した.その結果,ドクダミが発する炭素数12の3-oxododecanal が最も抗菌活性が強く,それ以外では弱くなることが判明した.以上のことから,ドクダミは炭素鎖が12個の3-oxotetradecanalの構造をもって,効率よく外部の微生物の侵入を防く,防御機構を持っていることが推定された.}, title = {「森の生物資源シイタケの生育と人と環境」}, year = {}, yomi = {スイコウ, マサヒト} }