@techreport{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00002072, author = {岩本, 俊孝 and Iwamoto, Toshitaka}, month = {2020-06-21}, note = {河辺は都会に住む人たちが容易にアクセスできる数少ない自然環境になりつつある。しかし、最近護岸の改修が進み河辺の自然度も次第に落ちてきた。当然そこに生育・生息する動植物は少なくなっており、自然教育の場としての役割も河辺は果たせなくなってきている。この研究では豊かな生物相を残している河辺の環境とはどのようなものかを、植生と動物相との相関・回帰分析によって明らかにしようとした。建設省河川の国勢調査(五ヶ瀬川)の調査結果を利用し、調査地点の植生タイプ数とそこで発見された動物種数との関係を調べると、両者の間には明確な正の相関関係が認められた。また、ツルヨシ群落をツチガエルやノウサギがよく利用すること、モグラやイタチがチガヤ群落を好むことなども明らかになった。さらに、動物の生息状況には種間の関係もよく反映されていた。以上より豊かな動物相を保証するためには、河辺に多様な植生タイプが必要であるといえる。}, title = {川岸の自然度と脊椎動物相の多様性に関する研究}, year = {}, yomi = {イワモト, トシタカ} }