@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00001806.1, author = {篠原, 久枝 and Shinohara, Hisae}, journal = {宮崎大学教育文化学部紀要. 芸術・保健体育・家政・技術, Memoirs of the Faculty of Education and Culture, University of Miyazaki. Art, Health and Physical education, Home economics, and Technics}, month = {Aug}, note = {「五感を育む食教育」を構築するための基礎資料を得ることを目的として, 宮崎県内の小学校・中学校における食育の取組みと課題, 味覚教育・咀嚼教育についての実態調査を行った。食に関する年間計画の策定状況は小学校79.3%, 中学校62.0%であり, 目標値(平成22年度) 93%よりも低かった。「食に関する指導6項目」の取組み状況は, 小学校と比較して中学校では低かった。小学校, 中学校ともに「食事の重要性」, 「心身の健康」,「食品を選択する能力」, 「感謝の心」などの取組みは行われていたが, 「食文化」の取組みはあまり行われていなかった。食に関する体験活動としては, 小学校では地域と連携した「栽培活動」, 「農業体験」が最も多く, 高学年になると「料理講習」も多くなった。中学校では「料理講習」が最も多かった。食育活動による子ども達の変化は, 食に関する指導の取組みが多い程, 「食への関心」, 「マナー」, 「生活リズム」, 「適正体重」, 「排便」などの効果がみられた。食育を推進していくための課題・要望としては, 「教材作成の予算の確保」, 「各教科と連携を図る際の時間の確保・調整」, 「栄養教諭の各校1名配置」などであった。「咀嚼教育」については「歯の衛生週間」や「給食の時間」を活用して行われていたが, 「味覚教育」の認知度・実施率は低かった。小学生, 中学生の味覚の変化として「濃い味を好む」, 「柔らかいものを好む」などの問題が顕在化しており, 今後,我が国の食文化を生かした「咀嚼教育」や「味覚教育」の構築が望まれる。}, pages = {1--15}, title = {宮崎県内の小学校・中学校における食育の実態調査 : 五感を生かした味覚教育を中心に}, volume = {27}, year = {2012}, yomi = {シノハラ, ヒサエ} }