@article{oai:miyazaki-u.repo.nii.ac.jp:00001730, author = {八ツ橋, 寛子 and Yatsuhashi, Hiroko and 栗丸, 猛 and Kurimaru, Takeshi}, journal = {宮崎大学教育文化学部紀要. 自然科学, Memoirs of the Faculty of Education and Culture, Miyazaki University. Natural science}, month = {Mar}, note = {身近な野生植物の種子発芽特性を調べ,発芽生理,特にフィトクロムに関する実習の材料としての適否を検討した。関東以西に広く分布する外来植物マツバウンラン(Linaria canadensis Dum.)の種子発芽は,冷湿処理,光,ジベレリンによって発芽が促進された。冷湿処理なしでは発芽しなかったが,2週間の冷湿処理を行うと,15℃および25℃連続赤色光(5.8Wm^-2)下で,60%以上発芽した。暗黒中では,いずれの温度でも発芽しなかった。赤色光は10秒の短時間照射でも発芽誘導効果があり,フィトクロム低光量反応の特徴を示した。ジベレリンA_3は,3mgL^-1以上で効果があり,冷湿処理や赤色光照射を行わなくても,発芽を誘導した。このように,マツバウンラン種子は,広い温度範囲でフィトクロム依存の光発芽性を示し,低濃度のジベレリンに対して感受性があるなど,刺激と植物の反応の教材としても優れていることがわかった。}, pages = {1--7}, title = {マツバウンラン(Linaria canadensis Dum.) 種子発芽の光,温度およびジベレリンによる制御 : 高等学校および大学における発芽生理学分野実習の教材開発を目指して}, volume = {24}, year = {2011}, yomi = {ヤツハシ, ヒロコ and クリマル, タケシ} }